テストステロンについて
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第1類医薬品
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テストステロン(Testosterone)は、男性ホルモン(アンドロゲン)の一種です。
■ 「男性ホルモン」に関連する弊社公式ブログ記事より: タイトル一覧
Q.体のどこで作られて、どのように分泌していますか? 男性の場合、約95%が睾丸(精巣)の中で、残る5%が副腎で合成され、分泌されていると言われています。
Q.テストステロンの分泌を増やすためには? 先述の通り、体内で産生するテストステロンの原料はコレステロールですから、先ずはコレステロール不足にならないように、バランスの良い栄養摂取が必要です。もちろん、コレステロールの過剰摂取は問題がありますから、ご注意ください。 次に、適度な運動を維持することと、十分な睡眠、規則正しい生活リズム、ストレスを溜めない健康的な生活習慣が必要です。栄養摂取だけで運動しなければ、言うまでもなく太ります。肥満はテストステロンの分泌を低下させるため、逆効果になります。食事と運動は両輪です。 人並み以上にテストステロンの分泌を増やすには、規則正しい生活リズムとストレスを溜めない生活習慣を基本に、日々の食生活とトレーニング量をバランス良く増やして、維持する事と考えます。結局、アスリートを目指すことになるのではないでしょうか。 トップアスリートの多くがそうであるように、明るく快活で前向きな人が、健康的な生活習慣を続けて、落ち込む出来事があっても気持ちを切り替えてストレスを溜めないようにすれば、自ずとテストステロンの分泌が高まり、その精神作用で明るく快活、チャレンジングで前向き・・・という好循環になるはずです。もちろん、筋肉の発達と体脂肪率の削減、シェイプアップにも好循環です。 逆に申しますと、「食生活」「睡眠」「生活リズム」「ストレス」「運動」の要素で何が欠けても、テストステロンの分泌にリスクが生じると思われます。 古来より男性の中には精力をつけるため、生卵を飲み込む人がいます。映画「ロッキー」では、牛乳に生卵を入れて一気飲みするシーンがありました。高価で多様なサプリメントに頼らずとも、総合栄養食として卵が最も手っ取り早く、経済的に摂取する術だったと思います。(ちなみに、当時のロッキーはスタローン自身も貧乏で、低予算の映画でした。) 特に、蛋白質や必須アミノ酸、そして体内でテストステロンの原料になるコレステロールを重点的に摂取する意義があったのかも知れません(注: 卵の摂取を勧めるものではありません)。 逆に、極端なダイエットや菜食主義のために、結果的にコレステロールの摂取が不足すると、原料不足でテストステロンの分泌が不足してしまう恐れがあります。卵を食べ過ぎてコレステロールの過剰摂取になることを心配する声がありますが、近年の栄養学的な知見からは、それほど心配しなくても良さそうです。少なくとも、摂取不足にともなうリスクの方が大きいのではないでしょうか。
日本人男性におけるフリーテストステロン値の年齢分布 上図のように、テストステロンの分泌は20歳代をピークに、その後加齢とともに衰えて行きます。
テストステロンの基準値は? 詳しくは、こちら(テストステロンの基準値・正常値は?)をご参照下さい。 日本では、遊離型テストステロン(フリーテストステロン)で基準値が定められています。これは、総テストステロンよりも遊離型テストステロンの方が加齢と共に有意な減少を示すためです。また、総テストステロンと遊離型テストステロンを同時に測定すると保険診療が出来なくなるため、項目を一つに絞る必要がある、という背景もあります。 健常な日本人男性における遊離型テストステロンの検討結果(上図データ参照)を踏まえ、20歳代の平均値-2SD である 8.5pg/mL が、正常値の下限とされています(「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会)。 なお、8.5pg/mL 以上でも、20歳代の平均値の70%値である、11.8pg/mL未満までは、ボーダーライン(男性ホルモン低下傾向群)とされています。 参照文献: 加齢男性性腺機能低下症候群
- LOH症候群 - 診療の手引き
Q.テストステロンは「はげ」の原因になりますか? 詳しくは、こちらをご参照下さい。 テストステロンそのものは、脱毛させる物質ではありません。むしろ、下記の「男性更年期による脱毛」を防止すると考えています。 成人男性にとって、DHTは脱毛や前立腺肥大などを引き起こす「悪玉」男性ホルモンと言えそうですが、近年登場したフィナステリドは、DHTの産生を抑えるので、併用することで「はげ」や前立腺肥大を心配することなくテストステロンを補充できるようになることが期待されます。
Q.女性にもテストステロンが分泌されているのですか? 詳しくは、こちらをご参照下さいませ。 血中テストステロンで比べると、男性の5〜10%ですが、女性も副腎や卵巣でテストステロンを分泌しています。 女性とテストステロンについて 遊離テストステロンの低値は高齢男性の運動制限や身体能力と関連している 低テストステロンがもたらす心血管疾患などのリスク、テストステロン補充のメリットに関する報告 肥満と勃起不全の関連にはアンドロゲン欠乏と内皮障害が関与する 低テストステロンは最終糖化反応生成物であるAGEと関連している 低い総テストステロンは男性の2型糖尿病の発症リスクと関連している 低テストステロン男性は耐糖能異常あるいは糖尿病のリスクが高い 遊離テストステロンおよびビタミンD両者の低下が致死的なイベントと関連する 低テストステロンは前立腺癌に局在するグリソンパターン4の高頻度と関連している アンドロテスト: 性機能障害をともなう男性における性腺機能低下症の問診票の検討 ■ テストステロン補充の効果と安全性 日本人男性において総および遊離テストステロン、SHBGは NHK(Eテレ)きょうの健康: NHKためしてガッテン「600万人を襲う!謎の不元気症候群」 高齢男性における血清テストステロンレベルとライフスタイルの関係 45歳以上の男性に、より早朝と遅い朝の採血がテストステロン濃度に影響するか? 筋肉強度および身体機能を改善するに必要なテストステロンレベル 高齢者のうつ症状に対するアンドロゲン療法(システマチック・レビュー) ■ テストステロン補充のメリット: メタボリック・シンドローム 12カ月のテストステロン補充療法は性腺機能低下男性のメタボリック・シンドロームを改善する テストステロンはメタボリックシンドロームによる前立腺の変化を防止する 重度の睡眠時無呼吸肥満男性における通常量のテストステロン療法 ■ テストステロン補充のメリット: 心臓・血管 生理学的レベルのテストステロン投与は心筋の酸化ストレスを抑制する 男性冠動脈疾患患者におけるテストステロンと血管内皮機能指標の関係 ■ テストステロン補充のメリット: 下部尿路症状 アンドロゲン補充療法は軽度のBPHを合併する性腺機能低下男性の 下部尿路症状を改善する グローミンはEDおよびLOH症状のみではなくLUTSにも有効 ■ テストステロン補充のメリット: 勃起不全・ED シルデナフィル無効症例に対するアンドロゲンとシルデナフィルの併用 . ■ 女性とテストステロン 女性の低性欲障害に対するテストステロン+PDE5阻害剤のオンデマンド投与 IVF(体外受精)の低レスポンダー対するアンドロゲン(男性ホルモン)あるいはアンドロゲン様薬剤の有用性に関するメタ解析 テストステロンはTNFによる心筋障害の性差の原因となっている 魅力的な男性は女性のテストステロンとコルチゾールの遊離を起こす ■ テストステロンに関するトリビア 左手に対する右手の2D:4D(right-left 2D:4D)の低値はスポーツ能力と関連する 女性では低2D:4D比は拒食症と関連し、高2D:4D比は過食症と関連する 第4指(薬指)に対する第2指(人差し指)の比(2D:4D)と学術的能力の関連性 高いテストステロン・レベルは損害を招く高いリスクに対する積極性と関連する フィナステリドの併用はテストステロン・アンデカノエイトの薬物動態に影響しない 「グローミン」を顎(あご)の下に塗っても良好な吸収が期待される。
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最終更新日 : 2012/11/17