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ヨヒンビン製剤「ガラナポーン」は、添付文書によると「大人1回1錠1日3回服用する」と書いてありますが、毎日このように飲み続けないと効かないのでしょうか。 経済的な負担感もあるので、性行為の時だけ事前に飲んでも良いでしょうか? (男性・45~54才)



ご指摘の用法・用量は、本剤に承認されたものであるため、弊社といたしましては承認された範囲内でご案内させていただいております。 なお、性行為の当日だけ服用したり、性行為の1時間前に頓用しても効果が得られた人は、結果的にそのようなご使用方法となっているようです。
薬剤師です。 ヨヒンビン製剤「ガラナポーン」の添付文書で、「してはいけないこと」の中に「服用後、乗り物又は機械類の運転操作をしないこと」とありますが、服用何時間後なら運転して良いでしょうか? (女性・45~54才)



服用4時間後を目安にお考えください。

下記文献の中に、「経口ヨヒンビン塩酸塩の作用の発現は1~2時間であり、半減期は0.58時間、作用時間は4時間である。」という記述がありますので、万全を期すため作用時間の4時間を過ぎてから運転するのが良いと考えます。

Adverse drug events associated with yohimbine-containing products: a retrospective review of the California Poison Control System reported cases
Kearney, T. et al. (University of California at San Francisco, CA., USA)
Ann. Pharmacother. 44(6), 1022-1029, 2010


薬剤師です。 ヨヒンビン製剤「ガラナポーン」の添付文書によると、女性の適用が記されていません。女性は服用できないのでしょうか。そうであれば、服用できない理由は何故でしょうか? (女性・45~54才)



本剤に承認された効能は「老衰性陰萎、衰弱性射精、神経衰弱性陰萎」であり、いずれも成人男性を対象とするものです。自ずと、承認されていない効能は関係法令上、お勧め出来ません。

なお、実際のところ女性にヨヒンビンを投与してどうなるか、という関心事があるかと存じます。女性の陰核が男性の亀頭に対応する部位であることから、経験的なエピソードを語る人や、ヨヒンビンの作用機序にもとづく俗説はありますが、学術的な根拠にもとづく確かな情報はございません。
前立腺全摘出手術を行い、左側の勃起神経は残しています。
なかなか勃起しません。ED薬を使えばすこしは勃起しますが、十分硬くなりません。なにかよい薬はありますか?なお、ヨンビンという薬は私の場合適していますか。前立腺以外に病気はありません。テストストロン系の薬は前立腺の手術のあと支障がありますか?ヨンビンとED薬を一緒に使ってもよいですか? (男性・65~74才)



一般的には次の状況が考えられます。

1. 片側の神経温存術により神経機能が残されていますが、片側の切除により一時的に勃起機能が低下している。

2. 加齢や加齢にともなう男性ホルモンの分泌低下にともない、勃起機能が低下しやすく、復旧しにくい。

3. 加齢の背景に加え、前立腺の治療にともなうストレスにより、夜間勃起や早朝勃起など、性行為以外に勃起する機会が途絶えた期間が長引くほど、勃起に必要な筋肉が衰えて線維化が進み、十分な勃起を維持しにくい状況になる。
たとえば骨折などの怪我で腕や脚をギブスで固定していると、ギブスが取れても固定していた部位の筋肉が萎えて硬くなっているため、急に以前のような運動が出来ず、ある程度の時間をかけてリハビリやトレーニングをしないと以前のように動かせなくなるのと似たような状況。

4. 勃起機能の低下にともなう予期不安のストレスが悪循環となり、心因性のEDが合併する。


■ ご質問1
「すこしは勃起しますが、十分硬くなりません。なにかよい薬はありますか?」

現状では、PDE5阻害剤(バイアグラ、レビトラ、シアリス)が最善の薬剤です。バイアグラ、レビトラ、シアリスの有効性は統計学的に差がないというのが泌尿器科の関連学会の見解で、あくまで患者様本人と薬剤の相性で選べば良いとされています。
お客様の場合は、たとえ十分に硬くならなくても勃起していることが極めて重要で、今後のリハビリと勃起機能のトレーニングで、ある程度の復旧が期待できると思われます。
なお、バイアグラ、レビトラ、シアリスの中では、シアリスが他の2剤と比べて作用する時間が24~36時間と長いことが特徴です。そこで、シアリスを日々服用すれば、睡眠中の夜間勃起や早朝勃起にも作用することが期待できます。そのため、シアリスの服用を続けることで、勃起機能のトレーニング効果につながることが期待できると思われます。主治医(泌尿器科)にご相談のうえ、先ずはシアリスの服用を気長に続けて勃起機能のリハビリやトレーニングを試みてはいかがでしょうか。

■ ご質問2
「ヨンビンという薬は私の場合適していますか」
「ヨンビンとED薬を一緒に使ってもよいですか?」

ヨヒンビンは主に中枢系に作用すると言われており、ストレスによる心因性のEDに効果が期待できると考えております。先述の予期不安の自覚症状がございましたら、お試しいただく価値があるかと存じます。ただし、バイアグラ、レビトラ、シアリスとの併用につきましては、有効性や安全性の検証が出来ておりません。動悸や過大な血圧変動の懸念があるため、万全を期すため併用しないようにお願い致します。

■ ご質問3
「テストストロン系の薬は前立腺の手術のあと支障がありますか?」

テストステロンは、いったん発症した前立腺腫瘍や前立腺肥大を進行させると言われているため、特に前立腺腫瘍の人は治療後であっても再発リスクを避ける考えから使用禁忌となっています。先述2.と3.の要因に対して、テストステロンの補充を是非お勧めしたいのですが、禁忌のためお勧め出来ません。


なお、お客様の治療経緯や背景を踏まえると、専門医の高度な判断が必要です。そのため、決して自己判断で薬剤をご使用なさらず、泌尿器科の主治医と良くご相談されますよう、重ねてお願い申し上げます。
男性更年期障害の治療でエナルモンデポーの注射を受けています。投与2週間後に注射の効果が落ちて来るのですが、そのときグローミンを塗っても良いでしょうか? (男性・45~54才)



男性更年期障害やLOH症候群に対する治療は、3週間毎に通院して注射で男性ホルモンを補充する方法が一般的ですが、人によりお客様と同じように2週間を過ぎた頃に注射の効果が切れて、辛く感じる場合があるようです。 医師によっては、そのような患者様にグローミンの塗布を指導することがあり、学会発表等を通じて有用性が報告されています。
なお、2週間を過ぎて注射の効果が落ちて来たとき、次の注射までの間だけ限定的にグローミンを使って良いかは自己判断をしないで、主治医にご相談のうえ、医師の判断に従ってください。
バストミンは肛門でも効果は、ありますか? (女性・55~64才



バストミンを肛門に塗布した場合の吸収や効果につきましては、未だ検討していないため、効果を保証することが出来ません。

一般的には、座薬のように肛門から挿入して直腸から吸収させる薬剤と同じように、肛門付近に塗布することで、ある程度の吸収と、それにともなう効果が期待できると考えます。

ただし、安全性につきましては、特に直腸の粘膜が極めてデリケートなので、万全を期すため肛門内への本剤の注入、塗布はお止め下さい。

また、陰部の乾燥等の諸症状に本剤をご利用の場合は、外陰部への塗布が直接的で少量で十分に効果が期待できることを臨床研究で確かめております。
グローミンは、睾丸に対する直接作用は無いのでしょうか。 (男性・55~64才



ご指摘の可能性は無いとは言い切れませんが、その影響は軽微と考えております。

グローミンの睾丸に対する直接作用につきましては、造精機能やテストステロン産生などの精巣機能に対して、本剤の塗布によるテストステロンの投与がいかに影響するか、という論点になるかと存じますが、このようなテーマに対して本剤を用いた直接的な検討結果はございません。

エナルモンデポー筋注など医療用テストステロン製剤の添付文書情報によりますと、副作用の中に「特に大量継続投与により精巣萎縮・精子減少・精液減少等の精巣機能抑制」という記載がございます。

したがって、テストステロン投与の影響と考えますと、グローミンにおいてもこのような作用が絶対に無いとは申し上げられません。

しかしながら、グローミンの推奨塗布量(1日2回、チューブから2cm/回≒本剤0.3g/回=テストステロン3mg/回、1日量6mg)による血中動態は、多くの場合、健常成人男性におけるフリーテストステロン値の正常域の範囲内で、上限を長期にわたり逸脱することはありません(下図)。


図: グローミンの塗布にともなう血中フリー・テストステロン値の推移

diagram2.gif

そのため、先記のデポー剤による「大量継続投与」の条件と比べれば、自ずとグローミンでの影響は極めて軽微であることが予想されます。

また、グローミンにおいて、今のところ精巣萎縮・精子減少・精液減少等の精巣機能の抑制が示唆される有害事象の報告は経験しておりません。
ヒメロス」と「バストミン」の添付文書(平成26年/2014年 2月改訂版)において、次の医薬品・含有食品との併用を禁止していますが、その理由について次の通りご説明いたします。

■ 他の女性ホルモン剤
ヒメロスとバストミンの同時併用をはじめ、他社の女性ホルモン含有医薬品、ピルなどの同時併用は、女性ホルモンの過剰投与にともなう不測の有害事象が懸念されます。

リファンピシン
結核やハンセン病の治療に使われる薬剤の成分。 肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用にともない、様々な薬剤との相互作用が指摘されていますが、これらの中に卵胞ホルモン剤の指摘もあることから、市販薬として万全を期すため併用しないように記しています。

簡単に記しますと、リファンピシンが肝臓で薬物を代謝する酵素を増やすので、併用した他の薬剤の代謝が本来よりも進んでしまい、結果的に併用した薬剤の効果が減弱する恐れがあります。

■ 抗てんかん剤
抗てんかん剤(フェノバルビタールフェニトインカルバマゼピンなど)は、肝臓で薬物代謝酵素(シトクロムP‑450)を誘導すると言われていますが、これにより併用した卵胞ホルモン剤の代謝を促進するため、効果が減弱する恐れがあると言われています。

■ HIV逆転写酵素阻害剤
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤のうち、ネビラピンではエチニルエストラジオールのAUCが減少して、作用が減弱する恐れがあると言われています。

一方では、エトラビリンであると、代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると言われているため、卵胞ホルモン剤の血中濃度が本来よりも下がらず、結果的に作用を強める恐れがあります。

ステロイドホルモン
ステロイドホルモンは、副腎皮質ホルモン、男性ホルモン、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの総称ですが、肝臓の薬物代謝酵素(シトクロムP‑450)はステロイドホルモンの生合成にも関係しているため、併用により不測の影響が懸念されることから、市販薬として万全を期すため併用しないように記しています。 先述した「他の女性ホルモン剤」と重複することをご了承ください。

プロテアーゼ阻害剤リトナビル製剤)
肝薬物代謝酵素を誘導するため、エチニルエストラジオールの血中濃度が減少して、効果が減弱する恐れがあると言われています。

■ セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は、肝臓の薬物代謝酵素(シトクロムP‑450CYP3A4)を誘導するため、様々な薬物の効果を減弱させてしまうことが知られていますが、卵胞ホルモン剤もそうなる恐れがあるため、記載しています。

イプリフラボン
イプリフラボンは骨粗鬆症の改善薬ですが、卵巣摘出動物にエストロンと本剤を併用投与した場合、エストロンのエストロゲン作用が増加するとの報告があり、エストロゲンの作用を増強させると言われています。 その結果、ヒメロスやバストミンの作用を強める恐れがあるため、記載しています。

グレープフルーツジュース
グレープフルーツ中のフラノクマリン類が、肝臓の薬物代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると言われていますが、グレープフルーツと共に投与した薬剤が肝臓で代謝されず、本来よりも高い血中濃度が続くため、効果が増強される恐れがあります。

いつもトノスを使用させていただいております。
最近、トノスの内容量が4gから3gに変更になったと薬局で言っておられました。 今後このあたりはどのようになってしますのでしょうか。
今後も4g品を購入できるのか。あるいは、3g品になってしまうのでしょうか。  (男性・
45~54才



平素より弊社製品「トノス」をご愛用いただき誠に有難うございます。

ご指摘の通り、
後述の経緯からトノス4g入はH.25年12月生産をもって製造を終了しており、H.26年1月から3g入を製造しております。4g入は流通在庫が完売次第、終売とさせていただきますので、以降は3g入をお求めくださいますよう、何卒お願い申し上げます。

経緯は次の通りでございます。

薬事法の関係法令・通知にともない、個箱と添付文書の表示を改訂することが義務づけられておりますが、これに対応するには従来の個箱の大きさでは表示し切れず、大きくせざるを得ない状況になりました。

やむを得ず、個箱を大きく致しましたが、一連の対応にともなう資材・保管・物流コストの上昇が深刻な問題となりました。

ご高承の通り、H.21年6月施行の薬事法改正でトノスは第1類医薬品になりましたが、これにともない多くの薬店・ドラッグ店でトノスのお取扱いがなくなり、あるいは薬剤師が不在時に販売できないことから、弊社は深刻な販売不振に陥りました。 今なお回復できないまま存亡の危機に瀕しております。

トノスに代わる適法な医薬品が無いなか、弊社は日本のみならず世界的にも市販薬としては極めて希少で効果に定評があるトノスを半世紀にわたり製造販売し、安全性と有効性の実績を積んでおりますが、今後も末永く性機能や更年期障害でお困りの方々のお役に立たせていただきたく、関係法令の規制強化に対応しながら経営努力を重ねて参りました。

しかしながら、既に採算性を失っている中で先述の法令対応によるコスト上昇は致命的な打撃となっており、一方では消費税の増税に加えて希望小売価格を値上げすることも困難と考え、窮余の策で希望小売価格を据え置きながら、内容量を3g入にさせていただいた次第でございます。

なお、徳用サイズの「トノス・ハリーマーク(5g×2本入)」は、販売元(大正薬化工業)のご英断により、内容量と希望小売価格(税別7,800円)を据え置く予定でございます。

以上、取り急ぎ経緯をご案内申し上げます。 4g入の流通がしばらく続くため、3g入と併売される状況から、今後もHP等で4g入の製品写真や商品案内があるかと存じます。 お客様を戸惑わせてしまいますこと誠に申し訳ありません。何卒ご了承のうえ、願わくば今後も変わらぬご愛顧を賜りたく、伏してお願い申し上げます。


男性ホルモンに関わる諸症状があります。 男性ホルモン検査を行ったのですが基準値のちょっと上ぐらいの結果になったのですがこの商品は使っても大丈夫でしょうか? 20歳男なのですがこの年では男性ホルモンが基準値の下のほうのぎりぎりでした。

小さい頃から部活に入って数年間頑張ってやっていたのですが、すぐに疲れて体力が続かなかった事、何に対してもやる気が出ない、体が重い、外に出ずらい、朝立ちした覚えがない、ひげが生えないなどがありつい最近まで気のせいかと思っていたのですが、男性ホルモン少ないと起こる症状に似ていたので泌尿器科に行き男性ホルモン検査をしたところ、遊離テストステロンが9.9で一応範囲内に収まっていると言われたので自分は男性ホルモンが極度に低いことからおこる症状だと思っていたので、他にどんな要因が皆目検討がつかない状態です。 (男性・
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グローミンの一般的なユーザーとして想定している人は加齢にともない男性ホルモンの分泌低下を来している中高年男性です。 お客様の場合、未だ年齢がお若いので、少なくとも加齢にともなう男性ホルモンの分泌低下とは考えにくく、専門の医師でないと判断できない原因があるものと考えられます。 男性ホルモンを補充する前に、年齢の割に男性ホルモンが低めになる原因や主訴の症状の根本原因を、専門の医師に診ていただくのが非常に重要と思われます。

例えば、他の疾患の治療で服用中の薬剤の副作用症状とか、脳下垂体や甲状腺の異常にともなう高プロラクチン血症が男性ホルモンの低下につながる、という原因も考えられますし、生育上の様々な疾患の既往症が背景にあることも考えられます。 もし、これらのような場合に本質的な問題に対応しないまま、自己判断で男性ホルモンを補充すれば、かえって問題を複雑にさせてしまうため、主訴の改善が遠のくだけでなく、根本原因である疾患の悪化を来す懸念があります。

以上をご賢察のうえ、お客様の場合は自己判断によるグローミンのご使用はなさらずに、かかりつけ医にご相談のうえ、必要に応じて専門の医師をご紹介していただくのが最善と存じます。