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勃起力減退のセルフ・メディケーション
(1) 自己診断
a. 夜間勃起と早朝勃起の確認
性機能が正常な成人男性であれば、通常は夜間勃起現象と早朝勃起
現象があります。
これは、レム睡眠時に自律神経が活発化することにともなう勃起現象と
言われていますが、性行為が無くても性機能に関係する筋肉が衰えない
ようにするための試運転、という意義が考えられています。
すなわち、夜間勃起や早朝勃起の喪失が続けば、使わない筋肉が萎えて
しまうように勃起に関係する筋肉が衰えてしまい、性交の機会があっても
十分に勃起できなくなってしまう、という悪循環が懸念されます。
何日も続いて夜間・早朝の勃起が確認できない場合は、積極的に勃起
させる対処が必要と思われます。
そこで、先ずは夜間勃起・早朝勃起の現象が有る事を確かめることを
お勧め致します。
早朝勃起はご自身で確認できます。
一方、睡眠中の夜間勃起につきましては、ジェクスメーターで確認が
出来ます。
b. 国際勃起機能スコア(IIEF)の確認
IIEF5の合計点が12〜21点で、「医療機関を受診するほど深刻でないが、
朝立ちも最近なくなってしまったし、出来ることなら自己完結したい・・・」と
考える人に、次項に記す第1類のOTC医薬品によるセルフ・メディケーション
をご案内します。
(2) 対応策
a. EDの予防と再発防止: 生活習慣・食生活の見直しと運動習慣
ストレスを取り除き、あるいは健全に発散させて、昼型の規則正しい生活
リズム、十分な睡眠、日々の適度な運動を維持し、禁煙、減塩、低脂肪・
低カロリーで、バランスの良い食事を摂取するのが「あるべき姿」です。
b. テストステロン(天然型・男性ホルモン)の補充:
「グローミン」
特に生活習慣病の問題もなく健常であるはずなのに、朝立ちを忘れて
しまい、気力もみなぎらない場合は、男性ホルモンの分泌不足が懸念され
ます。
例えばグローミンによるテストステロンの補充であれば、医療で用いる高
用量な男性ホルモン投与でなく、生理的範囲内で短期間のテストステロン
(天然型・男性ホルモン)の補充となりますので、十分な安全性を確保しな
がら、穏やかに症状を改善することが期待できます。
男性ホルモンの補充を始めてから、早くて数日、通常は約1週間で朝立ちを
思い出し、衰えた性機能の回復が期待できます。
c. ヨヒンビン製剤の服用:
「ガラナポーン」
ヨヒンビンはα2ブロッカーと呼ばれる中枢性の作用があると言われており、
ストレス等にともない勃起を抑える神経伝達をブロックするので、心因性の
EDに対する効果が期待されます。
ヨヒンビン製剤は劇薬に指定されており、血圧への影響が懸念されるため、
万全を期すため高血圧や心疾患、動脈瘤など心血管系の疾患がある人
にはお勧め出来ません。
また、人により動悸など軽度の副作用が現れることがありますが、弊社の
ヨヒンビン製剤「ガラナポーン」では過去45年余にわたり重篤な副作用報告
事例を経験していません。
なお、投与量に対する作用には二相性があり、高用量になると逆効果に
なるという指摘があります。したがって、高用量にメリットはなく、あくまで
低用量の服用が安全かつ効果的です。
d. a.からc.の併用
以上の対応策について、個々の禁忌に該当しなければ、これらを併用する
ことは可能です。陰茎性、血管性の器質的な問題や、外傷や手術にともなう
神経系の損傷といった原因が無く、軽度の加齢性、心因性のEDであれば、
ある程度の回復が期待できますので、お試し下さいませ。 |