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全ては、更年期や性機能でお困りの方々のために。

多くの人が困っているはずなのに、解決に向き合わない現状

 学会の疫学調査によると、日本のED男性は 1,130万人と言われています。
40〜70歳の日本人男性の半数以上がEDだそうです。でも、日本人男性の間ではEDの特効薬が海外ほど広く使われていないようです。例えば、50歳代〜60歳代の既婚男性878名から得た調査結果によると、ED治療薬等の使用経験がある人と使用を希望する人を合わせても約4〜5%だそうです(2005年12月・株式会社シニアコミュニケーション調査)。

 さらに、高齢化社会のなか、40歳以上の人口は男女合わせて6,880万人余ですから、更年期障害や更年期以降の性機能障害については、潜在的に相当な人数の男女がお困りなのかも知れません。

 でも、例えば
女性の更年期障害に対するホルモン補充療法の施行率は米国で約3割なのに、日本では1%未満だそうです。男性の更年期障害にいたっては、マスメディアの報道が先行して認知が広まりましたが、女性の更年期障害と比べれば未だ一般に定着していませんし、国内の医療としては専門医の間で診療の「手引き」がまとめられた段階です。

 1%未満と言えば、射精潜時の遅延を望む日本人男性は、私の試算で約750万人と考えていますが、早漏予防の「トノス」という弊社の主力製品も、潜在数の1%弱の方にしかお役立ていただいてない状況です。


性機能改善薬や性ホルモン補充療法が普及しない理由

(1) 日本人のセックスレス化
 日本人のセックス回数は年に45回(8.1日に1回)で、調査した世界41ヶ国の中で最下位という調査結果が話題になりました。データの妥当性はさておき、近年の日本人のセックスレス化はメディアにも度々取り上げられる話題ですし、当たらずとも遠からずという状況と思います。

 裏づけとなるデータを持たずにセックスレス化の原因を掘り下げようとしても、キリの無い議論に陥りますが、セックスを「男女のカップルによる、愛の"協同"行為」と捉えた時、現状のセックスに「殿方の一方通行」という状況があるとすれば、少なからぬ女性が心満たされぬままセックスから逃れ、他の愉しみで気を紛らわせようとするでしょうし、男性も独り善がりで簡便な方法で性欲の処理をするか、あるいは多忙やストレスに追われる内に性機能を失い、「卒業した」と自嘲しながら多忙と疲労を理由に性機能の存在を忘れようとして行くのだと思います。

(2) 認知の低さと羞恥心
 性に関する問題について、日々現場に直面している医師や有識者の講演を聴きますと、いつも基本的な性知識の欠如や誤認、考え方の偏りが指摘されているように感じます。自ずと、正しい性知識の教育や啓発を地道に積み重ねる、という対処になると思いますが、少なくとも教育現場では「寝た子を起こす事態を避けたい。」という観点から性教育が敬遠されるケースが多いようですし、国会の議論も観念論に終始しており、具体的で実践的な性教育には否定的な様子です。

 その一方で、若年層から中高年層に至るまで、女性雑誌が性に関する特集記事を組めば、すぐに完売するという事実は多々あるようで、年齢層にかかわらず多くの女性が性に関する情報に飢えていて、関心が強いという事には確信が持てます。

 また、
弊社の製品に関するアンケート調査によると、約半数の方は「弊社製品の存在を知らなかった」、4割以上の方は「薬局で購入するのが恥ずかしい」、という結果なので、少なくとも「認知度の低さ」と、「羞恥心」が弊社製品の普及しない大きな原因になっているようです。

(3) リスクに対する懸念
 専門知識を持たない一般の方々とお話していますと、報道による影響のせいか、ED特効薬やホルモン補充療法に「副作用が恐い」という先入観が想像以上に定着している事を感じます。もちろん、禁忌を守らなければ、最悪の場合は重篤なリスクが懸念されますが、マスメディアや風評は目先の話題性を優先してリスクを過度に強調し、不安を煽っている気がしてなりません。私は、大多数の禁忌でない人が適正に使えば、少なくとも根拠の乏しい高価な商品やサービスを試すより、ずっと安価かつ安全で、効果的だと考えています。


弊社製品の位置づけ

 以上のような背景の中で、専門の医療をはじめ、当社製品を含む医薬品、あるいは漢方薬、そして健康食品、サプリメント、雑貨、健康施設、さらには養生訓や生活習慣、民間療法に至るまで、更年期や性機能への対処には多様な選択肢と考え方があります。そして、これらの中で弊社製品は必ずしも万人受けしないと思いますし、そもそも万人受けしようという不遜な気持ちはございません。

 ただ、独り切実に悩んでいながら羞恥心で誰にも相談できずに状況を抱え込み、医師の受診も「決断」できない時に、弊社製品をお試しいただけましたら幸いです。逆に申しますと、例えば弊社製品でEDを解決できない場合は、最寄の医療施設を受診してED治療薬を希望すべきと存じますし、ED治療薬で解決できない場合は、性機能外来を開設している泌尿器科で専門医の高度な治療をお勧め致します。


弊社製品への思い入れ

 数年前、ある展示会に弊社製品を出展した時、通りがかりのお客様から「市販薬でしょ?効くわけないじゃないか。」と言われショックを受けました。市販薬に対する一般認識なのかも知れません。一方では、販売制度に関する薬事法の大改正があり、市販薬に対するリスク分類と、リスクの高い市販薬に対する規制強化が定められました。弊社製品は最もリスクの高い「Aグループ医薬品」か、ほとんどAグループ並みとされる「Bグループの*付き医薬品」に指定される予定(H.19年4月)です。

 弊社製品は、「危ないだけの効かないクスリ」ということでしょうか?法的規制の中では、私からは「お試し下さい!」としか申し上げられません。

 ただ、私には少なからぬお客様が弊社の医薬品に満足して下さっている実感があります。それは、自分自身の使用実感だけでなく、お電話や手紙、メールでいただく使用者の声、製品モニターのご回答、薬剤師の先生、販社さん、そして、近年は臨床の第一線にいる医師の先生方の声です。

 一方で、弊社製品による重篤な副作用の事例は、上市以来40年余の間に未だ一度も経験していません。「ホルモンやヨヒンビンといった成分は恐い」、と指摘されますが、当社製品自身は一部の市販の風邪薬やピーナッツ、チョコレート、卵、小麦…といった、一般的な食品よりも40年以上前から「安全に販売」して来たのです。

 これは、法令や行政指導、業界の申し合わせを単に守るだけでなく、軽薄な目先の売上拡大を追わず、ご満足いただけるお客様に対して、適正な使用で末永くご満足いただけるよう、最善を尽くして来たからだと自負しています。


弊社の顧客サービスは「情報」

 弊社は安売りという形の顧客サービスを致しません。40年余前の上市以来、濫用にともなう問題を防止したいという考え方はありましたが、それに加えて近年は安売りよりも情報の収集と提供に体力を費やす方が建設的と考えたからです。日本でジェネリック医薬品が今ひとつ期待ほど伸びない状況があるそうで、色々な理由が指摘されていますが、たとえコスト半分で有効成分が同等量のジェネリック品があったとしても、元の製剤が持つ市場実績と製品情報の厚みという価値は、倍半のコスト負担を上回る、という事なのかも知れません。

 更年期や性機能で困っているのに誰に相談して何を試せば良いのか?ということさえ確信が持てぬまま、状況を一人で抱え込んで悩んでいる人がいるはずです。私たちは、当社製品に拘わらず、最新の学術情報を収集したり、合理的な選択肢を出来る限りお調べして、参考としてご案内することに取り組んでいます。

 その結果、敢えて弊社製品をお勧めしない事も多々ありますが、ご縁があったお客様の「思い出の小箱」の中に、少しでも弊社の良い思い出が残れば幸いです。そして、私たちのご案内や製品を必要としていながら、未だご縁の持てない人、更年期や性機能でお困りの方々のために、当社の製品と情報でお役に立つこと。それが弊社の使命と考えます。


弊社が追求するのは、規模でなく末永い安定供給

 少なくとも私は一人一人のお客様を大事にしたいから、企業規模は必要以上に追求したくありませんし、目先の業績に追われてお客様を見失いたくありませんので、上場そのものは目指しません。だから、資金は貧弱です。今どきの経営感覚なら、「有り得ない」「子供じみている」と断言されることでしょう。

 ただ、この仕事は急速な拡大自体を追い求めると必ず破綻すると確信しています。お客様が困っていることの本質に向き合わず、「儲かりそうだから」という動機で使用者の真意や背景を十把一絡げに決めつけて、荒っぽく楽な手段で商品やサービスを売りつける業者は今も昔もそれなりに現れていますが、彼らの行き詰まりを見れば明らかです。

 かと言って、どんな理由であれ結果的に環境の変化に対応出来なければ廃業に追い込まれます。特に医薬品メーカーは何につけても許認可を要する規制業種なので、市場環境の変化だけでなく、規制の変化に対応できなければ、たとえ営業面が良好であっても存続できません。大手メーカーは政治力を活かして都合の良い制度の変更を働きかけられるでしょうが、弊社は無力です。いずれにせよ、私たちが諦めたとき本当に裏切ってしまう事になるのは、これまで弊社製品の存続を信じてご愛顧下さったお客様です。私は諦めたくありません。

 今どき流行らないかも知れませんが、ボロは着れども心は錦。たとえローテクでも大手には絶対にマネが出来ない持ち味を磨き、100年後には定番・安心のブランドになる。「見た目は優しさと癒しを感じる味わいのあるクラシック。でも、それを支える志は最先端。」
弊社製品を、そんな伝統家庭薬にしたいのです。

 全ては、更年期や性機能でお困りの方々のために。 

 

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最終更新日 : 2010/04/03